1 設計をはじめる前に
a お客様より 建築地の所在地、土地の形状、面積等をお伺いします。
(土地にかかる法律的な制限を調べます。)
次に、設計から工事までのおおよそのご希望予算をお聞きします。
b お客様の要望をふまえ、計画案を1案作成します。(配置図。平面図。立面図 パース)
c 設計・監理費の見積り書と重要事項説明書をお客様へ提出します。
建物は、面積、階数、構造等で設計・監理費が変わります。建物ごとの見積りとなります。
設計監理費の目安としては、建築費の8~10%程度になります。
※a~bの調査及び計画図の作成・重要事項説明に関しては費用は発生しません。
2 設計・監理契約の締結
a見積書の提出の後、こちらからの説明等に納得された後設計監理契約をして頂きます。
契約書には、全体金額、設計図書の内訳、監理内容、お支払い時期、約款が含まれます。
(300㎡以下の建物は、省エネ建物仕様にするか書面にて確認を致します。300㎡以上は
法律上で省エネ仕様が義務となります
3 設計作業開始
a 計画図の作成
初段階に戻り改めてご要望をお聞きして基本的な間取りの取決めから始めます。
今迄のお客様では、5~10案の計画の後、基本設計に入りました。
b 基本設計
計画図が決まった後、基本設計に入ります。配置図、平面図、立面図、断面図等を作成
し 大体の建物の形が決まっていきます。
c詳細設計
建物の形(基本設計)が決まった後、各部の詳細な設計を致します。
例;各部の仕上げ材の決定・窓や内部建具の形状やガラスの種類の決定、キッチン
浴室、作付け収納家具の決定。
構造設計(建物強度を踏まえ 骨組みの構造設計)
設備設計(電気設備や衛生設備)の決定
4 許可申請
お客様のご要望に沿った設計である事を確認の上、建築確認申請やその他付随する許可申請
を行います。
5 建築費の決定と工事施工者の決定。
a 出来上がった図面を建設会社や工務店さんに渡し、工事費の見積り書を提出して頂きます。
施工会社は、お客様のご知合い・推薦等で構いません。又、いない場合はこちらから推薦
する事も可能です。(※今迄の実績で評判の良かった施行会社を推薦致します。)
b 工事見積書を当事務所で内容確認を行い、お客様の要望予算と相違が無ければ施工会社
を決定。お客様と施工会社の間で工事請負契約をして頂きます。
6 工事請負契約締結後・各許可申請認可後に工事着手となります。
a 設計事務所の作業は 設計業務から監理業務に移ります。
主な監理部分
図面とおりに工事が進められているか確認をします。
・躯体の鉄筋やコンクリ-トの種類や量の確認
・使われている木材の種類や断面寸法の確認
・筋交いの位置や構造体の全般確認
・断熱材の種類や施工状態の確認。
・仕上げ材の確認と施工状況の確認
・その他 配管や配線の施工状況の確認
色柄のコーディネ-ト
設計段階では決められなかった部分のコーディネ-ト等を行います。
例; 屋根や外壁の色柄の決定
天井。壁のクロスの色柄決定
キッチンの天板、扉の色柄の決定
ユニットバス等の壁天井の色柄の決定
照明器具の決定
7 建物の完成と引き渡し
工事が完了した時点で施工会社は社内検査を行い。その後にお客様・設計事務所・施工
会社3者で再び検査を行います。
(検査で指摘事項が出た場合は、その部分の手直しを行ないます。)
行政検査。
行政又は民間検査機関で完了検査を行います。
(公的・瑕疵担保を含め検査は建物完成時以外に基礎配筋完了時・構造躯体完了時があります。)
全ての検査が終わリ公的な検査済書が発行された時点で完了引き渡しとなります。
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